Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > runit/assertライブラリ > RUNIT::Assertモジュール

module RUNIT::Assert

クラスの継承リスト: RUNIT::Assert < Test::Unit::Assertions

要約

RubyUnit のアサーションを集めたモジュールです。

このモジュールは RubyUnit との互換性のためにのみ提供されています。 これからユニットテストを書くときは test/unit を使ってください。

インスタンスメソッド

assert_equal_float(expected, actual, delta, message = "") -> ()

期待値と実際の値の差の絶対値が与えられた絶対誤差以下である場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] expected:
期待値を指定します。
[PARAM] actual:
実際の値を指定します。
[PARAM] delta:
許容する絶対誤差を指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_exception(exception, message = "") { ... } -> ()

与えられたブロックを評価中に与えられた例外が発生する場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] exception:
例外クラスを指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_fail(message) -> ()

常に失敗します。

[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_match(str, re, message = "") -> ()
assert_matches(str, re, message = "") -> ()

与えられた文字列が与えられた正規表現にマッチする場合、検査にパスします。

[PARAM] str:
文字列を指定します。
[PARAM] re:
正規表現を指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_no_exception(*args) { ... }

与えられたブロックを評価中に与えられた例外が発生しない場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] args:
例外クラスを一つ以上指定します。最後の引数に文字列を指定した場合、それは検査に 失敗したときのメッセージになります。
assert_not_match(str, re, message = "") -> ()

与えられた文字列が与えられた正規表現にマッチしない場合、検査にパスします。

[PARAM] str:
文字列を指定します。
[PARAM] re:
正規表現を指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_not_nil(actual, message = "") -> ()

与えられたオブジェクトが nil でない場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] actual:
検査したいオブジェクトを指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_respond_to(method, object, message = "") -> ()

与えられたオブジェクトが与えられたメソッドを持つ場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] method:
メソッド名を指定します。
[PARAM] object:
任意のオブジェクトを指定します。
[PARAM] message:
検査に失敗したときのメッセージを指定します。
assert_send(object, method, *args) -> ()

object.__send__(method, *args) が真である場合、検査にパスしたことになります。

[PARAM] object:
任意のオブジェクトを指定します。
[PARAM] method:
呼び出すメソッド名を指定します。
[PARAM] args:
メソッドに渡す引数を指定します。
called_internally? -> bool

内部で使用します。

setup_assert

何もしません。

module RUNIT::Assert