Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > parseargライブラリ > Kernelモジュール > parseArgs (private)

instance method Kernel#parseArgs

parseArgs(min_argc, check_opts, single_opts, *opts) -> Integer | nil [added by parsearg]

コマンドラインオプションを解析し、対応するグローバル変数 $OPT_xxx に値を設定します。

また、指定したオプションが条件にあっていない場合はグローバル変数 $USAGE の値を eval します。

[PARAM] min_argc:
`-' や `--' を伴って指定するオプション以外のオプションの 最低必要数を指定します。存在しない場合は 0 を指定します。
[PARAM] check_opts:
どのオプションが必要条件かを指定します.第 3、第 4 引数で指定する オプションのうち必要なものを '(',')','|','&' を使って並べ、 全体をダブルクォテーションで括ります。Ruby スクリプト実行時に 全てのオプションが省略可能ならば nil を指定して下さい。
[PARAM] single_opts:
-f や -x の様な一文字のオプションの指定をします。オプショ ンが -f と -x の2つの場合は "fx" の様に指定します。ここでオプシ ョンがないときは必ず nil を指定して下さい。
[PARAM] long_opts:
ロングネームのオプションや、引数を伴うオプションを文字列で指定をします。 --version や --geometry 300x400、-d host:0.0 等がこれに該当し ます。引数を伴う指定は ":" を必ず付ける様にします。この例の場合、 "version"、"geometry:"、"d:" の様になります。 また、オプションを 指定しなかった場合のデフォルトの値を持たせたい場合は、":" の直後に そのデフォルト値を指定します。例えば、"geometry:80x25" の様になり ます。

以下の例は、-x,-y,--geometry のどれか一つと -d オプションが 実行時に最低限必要なオプションであると指定しています。

parseArgs(0,"d&(x|y|geometry)","fd","x:","y:","geometry:","version")

[SEE_ALSO] getopts

module Kernel