Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/securityライブラリ > Gem::Security::Policyクラス

class Gem::Security::Policy

クラスの継承リスト: Gem::Security::Policy < Object < Kernel < BasicObject

要約

署名付きの Gem パッケージを検証するための設定をカプセル化しているクラスです。

ポリシーオブジェクトとしてこのクラスのインスタンスや、 このライブラリで定義済みの定数を使用することができます。

特異メソッド

new(policy = {}, options = {}) -> Gem::Security::Policy
[PARAM] policy:
モードを指定します。
[PARAM] options:
その他のオプションを指定します。
trusted_cert_path(cert, options) -> String

与えられた証明書へのパスを返します。

[PARAM] cert:
証明書オブジェクトを指定します。
[PARAM] options:
その他のオプションを指定します。

インスタンスメソッド

only_signed -> bool

この値が真である場合は、署名付きの Gem のみインストールします。

only_signed=(flag)

署名付きの Gem のみインストールするかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
only_trusted -> bool

この値が真である場合は、検証済みの Gem のみインストールします。

only_trusted=(flag)

検証済みの Gem のみインストールするかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
verify_chain -> bool

この値が真である場合は、証明書チェーンを検証します。

verify_chain=(flag)

証明書チェーンを検証するかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
verify_data -> bool

この値が真である場合は、データを検証します。

verify_data=(flag)

データを検証するかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
verify_gem(signature, data, chain, time = Time.now) -> Array

与えられたデータを与えられた署名と証明書チェーンで検証します。

[PARAM] signature:
署名を指定します。
[PARAM] data:
検証するデータを指定します。
[PARAM] chain:
検証で使用する証明書チェーンを指定します。
[PARAM] time:
この時刻に有効であることを検証する。
[EXCEPTION] Gem::Security::Exception:
検証に失敗した場合に発生します。
verify_root -> bool

この値が真である場合は、証明書チェーンのルートを検証します。

verify_root=(flag)

証明書チェーンのルートを検証するかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
verify_signer -> bool

この値が真である場合は、署名者を検証します。

verify_signer=(flag)

署名者を検証するかどうかを設定します。

[PARAM] flag:
真、または偽を指定します。
class Gem::Security::Policy