Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > zlibライブラリ > Zlibモジュール

module Zlib

クラスの継承リスト: Zlib

要約

zlib ライブラリに含まれている雑多な機能を提供するモジュール。 各モジュール関数の詳細は zlib.h を参照して下さい。

@see zlib(3)

モジュール関数

Inflate(string) -> String

[TODO]

string を展開します。

[SEE_ALSO] Zlib::Inflate.inflate

adler32(string = nil, adler = nil) -> Integer

string の Adler-32 チェックサムを計算し、adler を 更新した値を返します。string が省略された場合は Adler-32 チェックサムの初期値を返します。adler が 省略された場合は adler に初期値が与えらたものとして 計算します。

[PARAM] string:
string の Adler-32 チェックサムが計算されます。
[PARAM] adler:
adler を整数で指定します。
adler32_combine(adler1, adler2, length) -> Integer

与えられた二つの Adler-32 チェックサムを一つにつなげます。

[PARAM] adler1:
Adler-32 チェックサムを指定します。
[PARAM] adler2:
Adler-32 チェックサムを指定します。
[PARAM] length:
adler2 を生成するのに使用した文字列の長さを指定します。
crc32(string = nil, crc = nil) -> Integer

string の CRC チェックサムを計算し、crc を 更新した値を返します。string が省略された場合は CRC チェックサムの初期値を返します。crc が 省略された場合は crc に初期値が与えらたものとして 計算します。

[PARAM] string:
string の CRC チェックサムが計算されます。
[PARAM] crc:
crc を整数で指定します。
crc32_combine(crc1, crc2, length) -> Ingeter

与えられた二つの CRC-32 チェックサムを一つにつなげます。

[PARAM] crc1:
CRC-32 チェックサムを指定します。
[PARAM] crc2:
CRC-32 チェックサムを指定します。
[PARAM] length:
crc2 を生成するのに使用した文字列の長さを指定します。
crc_table -> Array

CRC チェックサムの計算に用いるテーブルを配列で返します。

deflate(string, level = Zlib::DEFAULT_COMPRESSION) -> String

[TODO]

string を圧縮します。

[SEE_ALSO] Zlib::Deflate.deflate

zlib_version -> String

zlib ライブラリのバージョンを表す文字列を返します。

定数

ASCII -> Fixnum

Zlib::ZStream#data_type の返す、データタイプを表す整数です。

BEST_COMPRESSION -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#deflate 等に渡す、 圧縮レベルを表す整数です。

BEST_SPEED -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#deflate 等に渡す、 圧縮レベルを表す整数です。

BINARY -> Fixnum

Zlib::ZStream#data_type の返す、データタイプを表す整数です。

DEFAULT_COMPRESSION -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#deflate 等に渡す、 圧縮レベルを表す整数です。

DEFAULT_STRATEGY -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#params に渡す、 圧縮方法を表す整数です。

DEF_MEM_LEVEL -> Fixnum

Zlib::Deflate.new 等に渡す、memory level を表す整数です。

FILTERED -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#params に渡す、 圧縮方法を表す整数です。

FINISH -> Fixnum

Zlib::Deflate#deflate 等に渡す、ストリームの出力を 制御するための整数です。

FULL_FLUSH -> Fixnum

Zlib::Deflate#deflate 等に渡す、ストリームの出力を 制御するための整数です。

HUFFMAN_ONLY -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#params に渡す、 圧縮方法を表す整数です。

MAX_MEM_LEVEL -> Fixnum

Zlib::Deflate.new 等に渡す、memory level を表す整数です。

MAX_WBITS

Zlib::Deflate.newZlib::Inflate.new での windowBits のデフォルト値です。

NO_COMPRESSION -> Fixnum

Zlib::Deflate.newZlib::Deflate#deflate 等に渡す、 圧縮レベルを表す整数です。

NO_FLUSH -> Fixnum

Zlib::Deflate#deflate 等に渡す、ストリームの出力を 制御するための整数です。

OS_AMIGA -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_ATARI -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_CODE -> Fixnum

Zlib::GzipFile#os_code メソッドの返す値です。

OS_CPM -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_MACOS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_MSDOS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_OS2 -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_QDOS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_RISCOS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_TOPS20 -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_UNIX -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_UNKNOWN -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_VMCMS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_VMS -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_WIN32 -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

OS_ZSYSTEM -> Fixnum

OS の種類を表す定数です。

SYNC_FLUSH -> Fixnum

Zlib::Deflate#deflate 等に渡す、ストリームの出力を 制御するための整数です。

UNKNOWN -> Fixnum

Zlib::ZStream#data_type の返す、データタイプを表す整数です。

VERSION -> String

Ruby/zlib のバージョンを表す文字列です。

ZLIB_VERSION -> String

zlib.h のバージョンを表す文字列です。

module Zlib