Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::SSL::SSLContextクラス > ciphers=

instance method OpenSSL::SSL::SSLContext#ciphers=

ciphers=(ciphers)

利用可能な共通鍵暗号を設定します。

これによって、SSL コネクションにおいて 特定の共通鍵暗号だけを利用可能にすることができます。

指定の方法は2種類あります。1つは

"ALL:!ADH:!LOW:!EXP:!MD5:@STRENGTH"

のような文字列で指定する方法で、もう一つは配列で

["ALL", "!ADH", "!LOW", "!EXP", "!MD5", "@STRENGTH"]

という配列で指定する方法です。上の2つの例は同じ 内容を意味しています。 詳しくは OpenSSL のマニュアルの SSL_CTX_set_cipher_list の項を見てください。

[PARAM] ciphers:
利用可能にする共通鍵暗号の種類
[EXCEPTION] OpenSSL::SSL::SSLError:
設定に失敗した場合に発生します
class OpenSSL::SSL::SSLContext