Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::SSL::SSLSocketクラス > post_connection_check

instance method OpenSSL::SSL::SSLSocket#post_connection_check

post_connection_check(hostname) -> true

接続後検証を行います。

検証に成功した場合は true を返し、失敗した場合は例外 OpenSSL::SSL::SSLError を発生させます。

OpenSSL の API では、 OpenSSL::SSL::SSLSocket#connectOpenSSL::SSL::SSLSocket#accept での検証は実用的には不完全です。 CA が証明書に署名してそれが失効していないことしか確認しません。 実用上は証明書に記載されている事項を見て、接続先が妥当であるかを確認する 必要があります。通常は接続先ホストの FQDN と証明書に記載されている FQDN が 一致しているかどうかを調べます。このメソッドはその FQDN のチェックを行ないます。

[PARAM] hostname:
チェックする FQDN の文字列
[EXCEPTION] OpenSSL::SSL::SSLError:
チェックに失敗した場合に発生します
class OpenSSL::SSL::SSLSocket