関数一覧
add_final | |
add_heap | Rubyオブジェクトのヒープスロットを増設する。 |
ALLOC | type 型のメモリを割り当てる。 |
ALLOCA_N | type 型のメモリを n 個スタックフレームに割り当てる。 このメモリは関数が終わると自動的に解放される。 |
ALLOC_N | type 型のメモリを n 個割り当てる。 |
arg_add | |
arg_ambiguous | メソッド引数の括弧が省略され、最初の引数の一文字目が 演算子とも解釈できる場合に警告を出します。 |
arg_blk_pass | |
arg_concat | |
arg_defined | |
arg_prepend | |
aryset | |
assign | 左辺を表す構文木 lhs に対し、右辺の値 val を代入します。 Proc オブジェクトを起動する場合は pcall を非ゼロとします。 |
assignable | |
assign_in_cond | 条件式中の代入に警告を出します。 |
attrset | |
autoload_i | |
avalue_to_svalue | |
avalue_to_yvalue | |
backtrace | |
bind_clone | |
blk_copy_prev | |
blk_free | |
blk_mark | |
blk_orphan | data が作成された SCOPE かまたはその子ではない SCOPE を評価しているとき真。 |
block_append | head と tail を NODE_BLOCK のリストとして連結し、 先頭ノードを返します。head または tail が NODE_BLOCK でない場合は NODE_BLOCK に入れたうえでそれを連結します。 head もしくは tail が NULL なら連結はせず、 NULL でないほうを返します。 |
block_pass | node を評価して Proc オブジェクトを得、それを積みます。 |
bmcall | |
bm_mark | |
boot_defclass | (まだ) メタクラスを持たないクラスを作成します。 三つのメタオブジェクト Object, Module, Class を 作成するのに使います。 |
BUILTIN_TYPE | obj の構造体型 ID を返します。 SPECIAL_CONST_P(obj) が真のオブジェクトに対して使うと落ちます。 |
call_cfunc | C で定義されたメソッドの起動に際し、実体の関数 func を呼び出します。 |
call_end_proc | 評価器プロセスが終了するとき、 END 文で登録された Proc オブジェクト data を起動します。 |
call_final | |
call_op | |
call_trace_func | 評価器の動作をフックする手続き trace_func を評価します。 |
catch_i | |
catch_timer | |
Check_SafeStr | 古い API です。SafeStringValue を使ってください。 |
Check_Type | val の構造体型フラグが typeflag でなければ 例外 TypeError を発生します。val は即値の VALUE であっても 構いません。 |
CHR2FIX | char 型の整数 x を Ruby の Fixnum に変換します。 |
classname | |
CLASS_OF | obj のクラスを返します。 この場合の「クラス」とは C レベルのクラス、 つまり RBasic 構造体の klass メンバの値です。 また、構造体を持たない Fixnum などに対しても正常に働きます。 |
CLONESETUP | OBJSETUP() の変種。 clone を、obj から clone で作った オブジェクトとして初期化します。 |
clone_method | m_tbl 格納形式のメソッド (構文木) をコピーして返します。 ST_CONTINUE を返します。 |
compile | Ruby の文字列または IO オブジェクト src を 構文木にコンパイルし、返します。そのとき、src が ファイル file の line 行目から始まっていると仮定します。 |
compile_error | |
cond | |
cond0 | |
convert_type | |
copy_fds | fd_set src を dst にコピーします。 max は select(2) の第一引数と同じ意味です。 |
copy_node_scope | node の先頭についているはずの、 ローカル変数スコープを積むための情報を格納したノード NODE_SCOPE を コピーして返します。そのとき nd_rval に rval を格納します。 |
cvar_cbase | 現在のコンテキストで、クラス変数の探索の起点となるモジュールを返します。 |
cvar_override_check | |
cv_i | |
Data_Get_Struct | Ruby のオブジェクト obj から type 型へのポインタを とりだし svar に代入します。 |
Data_Make_Struct | type 型の構造体をヒープに割り当ててそれへのポインタを svar に代入し、クラス klass のインスタンスである Ruby のオブジェクトを生成し、それを返します。mark free はそれぞれマーク用・解放用の関数へのポインタです。 どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。 |
DATA_PTR | 実際は struct RData* 型である dta から、 それがラップしているポインタを取り出します。 |
Data_Wrap_Struct | C の構造体 sval をラップして klass クラスの インスタンスである Ruby オブジェクトを生成し、それを返します。 mark、free はそれぞれ sval のマーク用・解放用の 関数へのポインタです。どちらも、必要ないときはかわりに 0 を渡します。 |
define_final | |
delete_never | st_cleanup_safe() のイテレータブロック。 |
DUPSETUP | OBJSETUP() の変種。 dup を、obj から dup で作った オブジェクトとして初期化します。 |
dvar_asgn | 現在のローカル変数スコープ中に存在するはずの ブロックローカル変数 id に value を代入します。 |
dvar_asgn_curr | 現在のブロックローカル変数スコープに存在するはずの ブロックローカル変数 id に value を代入します。 |
dvar_asgn_internal | dvar_asgn と dvar_asgn_curr の補助関数です。 |
dyna_in_block | ブロックにネストしているコードをパース中は真。 |
dyna_pop | ブロックローカル変数テーブルをポップします。 |
dyna_push | ブロックローカル変数テーブルをプッシュします。 |
errat_getter | |
errat_setter | |
errinfo_setter | |
error_handle | |
error_pos | |
error_print | |
eval | eval の実体。文字列 src を評価します。 そのとき第三引数 scope が nil でなければ そのコンテキストの元で評価します。 |
eval_node | |
eval_under | |
eval_under_i | |
ev_const_defined | 外のクラスが cref で self が self のとき、 定数 id が定義されていたら真。 |
ev_const_get | 外のクラスが cref で self が self として 定数 id を参照します。 |
exec_under | |
e_option_supplied | ruby -e で与えたプログラムを実行中なら真。 |
false_and | |
false_or | |
false_to_s | |
false_xor | |
fc_i | |
fc_path | |
finals | |
find_bad_fds | |
find_class_path | クラス klass のクラスパスを探索し、Ruby の文字列で返します。 |
FIX2INT | Fixnum を int に変換します。 返り値が int の範囲から外れる場合は RangeError が発生します。 |
FIX2LONG | Fixnum を long に変換します。 Fixnum は常に long に収まります。 |
FIX2UINT | Fixnum を unsigned int に変換します。 返り値が unsigned int の範囲から外れる場合は RangeError が発生します。 |
FIX2ULONG | Fixnum を unsigned long に変換します。 Fixnum は常に unsigned long に収まります。 |
FIXABLE | f が Fixnum の範囲に収まっているなら真。 |
FIXNUM_MAX | Fixnum にできる整数の上限値。 |
FIXNUM_MIN | Fixnum にできる整数の下限値。 |
FIXNUM_P | obj が Fixnum のインスタンスのとき真。 |
fixpos | orig に格納されているファイル名と行番号を node にコピーします。 node もしくは orig が NULL のときは何もしません。 |
FL_ABLE | x が即値の VALUE でなければ真。 |
FL_REVERSE | x のフラグ f を反転する。 |
FL_SET | x に対してフラグ f をセットする。 |
FL_TEST | x のフラグ f が立っていたら真。 |
FL_UNSET | x のフラグ f をクリアする。 |
frame_dup | frame とその親 FRAME 全てをスタックからヒープに割り当てなおします。 |
gc_mark_all | |
gc_mark_rest | |
gc_sweep | GC のスイープフェイズを実行します。 |
generic_ivar_defined | |
generic_ivar_get | |
generic_ivar_remove | |
generic_ivar_set | |
gettable | id が変数・定数として有効ならば、それを参照するノードを返します。 (get + able であって get table ではない) |
get_backtrace | |
givar_i | |
givar_mark_i | |
global_id | |
gvar_i | |
handle_rescue | |
heredoc_identifier | ヒアドキュメントの「<<」を既に読みこんだものと仮定して 開始記号を読みこみ、lex_strterm をセットします。 返り値は、読み込みに成功したときはシンボル、解析できないときは 0 です。 |
heredoc_restore | ヒアドキュメントの本体の読み込みに失敗したとき、開始記号 のある行を復帰します。here は lex_strterm です。 |
here_document | lex_strterm 形式の term に従ってヒアドキュメントを 終端行まで読み込む。 |
id2ref | ObjectSpace#_id2ref の実体。 Ruby の整数で表されたオブジェクト ID id から オブジェクトを返します。 |
ID2SYM | id を Symbol に変換します。 |
IMMEDIATE_P | obj が即値でかつ真な値であるとき真。 すなわち現在の実装では obj が Symbol か Fixnum のインスタンスであるか、 Qtrue のとき真。 |
include_class_new | super をスーパークラスとして モジュールの「化身」クラスを作成し返します。 |
Init_eval | |
Init_heap | |
Init_load | |
init_mark_stack | |
Init_Proc | |
Init_stack | |
Init_sym | シンボル関係の変数を初期化します。 |
Init_Thread | |
Init_var_tables | |
inspect_i | |
inspect_obj | |
ins_methods_i | rb_class_instance_methods() のイテレータブロック (通常版)。 |
ins_methods_priv_i | rb_class_instance_methods() のイテレータブロック (private メソッド版)。 |
ins_methods_prot_i | rb_class_instance_methods() のイテレータブロック (protected メソッド版)。 |
INT2FIX | Fixnum におさまることが自明な整数を Fixnum に変換します。 なお、Fixnum の幅は long の幅 - 1 です。 |
INT2NUM | 任意の整数を Fixnum か Bignum に変換します。 |
internal_id | インタプリタ内部でだけ使う、 他のものとは重複しない ID を返します。 |
intersect_fds | |
ISALNUM | |
ISALPHA | |
ISASCII | |
ISDIGIT | |
ISLOWER | |
ISPRINT | |
ISSPACE | |
ISUPPER | |
ISXDIGIT | |
is_defined | node を self = self で評価したとき値が得られそうな 式であれば、node の種別を表す文字列を返します。 |
is_pointer_to_heap | |
ivar_i | |
jump_tag_but_local_jump | |
lex_getline | 関数 lex_gets を使って lex_input から Ruby プログラムを一行読みこみます。 |
lex_get_str | 文字列 s の lex_gets_ptr の後から一行取得し、返します。 lex_gets_ptr も進められます。 |
list_append | NODE_LIST のリスト head に非 NODE_LIST のノード tail を連結し、先頭ノードを返します。head が NULL のときは tail を NODE_LIST でラップして返します。 |
list_concat | NODE_LISTのリストheadにNODE_LISTのノードtailを連結し、 先頭ノードを返す。head、tailともにNULLであってはならない。 |
list_i | |
literal_append | |
literal_concat | |
literal_concat_dstr | |
literal_concat_list | |
literal_concat_string | |
LL2NUM | |
localjump_error | |
localjump_exitstatus | |
local_append | 新しいローカル変数 id をテーブルに追加します。 |
local_cnt | ローカル変数 id の変数 ID を取得します。 定義されていてもいなくても正しい ID が取得できます。 |
local_id | 現在のスコープでローカル変数 id が定義されていれば真。 |
local_pop | ローカル変数テーブルをポップします。 テーブルが参照されていない場合、 テーブルは自動的に開放されます。 |
local_push | ローカル変数テーブルをプッシュします。 プログラムのトップレベルをパースしているときは top を真にします。 |
local_tbl | ローカル変数テーブルスタックの先頭にあるテーブルを取得します。 |
logop | |
LONG2FIX | INT2FIX と同じです。 |
LONG2NUM | |
main_to_s | |
make_backtrace | |
mark_entry | |
mark_global_entry | |
mark_hashentry | |
mark_locations_array | |
mark_source_filename | |
massign | |
match_fds | |
match_gen | |
MEMCMP | type 型のメモリ領域 p1 と p2 の先頭 n 個を比較する。 p1 が p2 の最初の n 個より小さい、等しい、大きいとき、そ れぞれ正、0、負の値を返す。 |
MEMCPY | type 型のメモリ領域 p2 のうち先頭の n 個を p1 にコピーする。 |
MEMMOVE | type 型のメモリ領域 p2 のうち先頭の n 個を p1 に移動する。 |
MEMZERO | type 型のメモリ領域 p をゼロクリアする。 n は要素数。 |
method_arity | |
method_call | |
method_clone | |
method_eq | |
method_inspect | |
method_list | モジュール mod に定義されているメソッドに対して 順番に func を繰り返し呼び出します。 |
method_proc | |
method_unbind | |
mnew | |
module_setup | module を定義するモジュール文の本体 n を評価します。 |
mod_av_set | |
mproc | |
mvalue_to_svalue | |
NEGFIXABLE | |
newline_node | nodeがNULLでなければ現在パース中の行番号を格納した NODE_NEWLINEをnodeの前に付加し、それを返す。 |
NEWOBJ | |
newtok | トークンバッファを初期化またはクリアし、 次のトークンを開始する。 |
new_blktag | |
new_call | |
new_dvar | |
new_fcall | |
new_size | 必要なサイズ size から、最適なハッシュエントリの サイズを返す。 |
new_super | |
nextc | 入力から次の一文字を読み込みます。 CR LF に対して LF を、EOF に対して -1 を返します。 |
nil_inspect | |
NIL_P | obj が Qnil のとき真。 |
nil_plus | |
nil_to_a | |
nil_to_f | |
nil_to_i | |
nil_to_s | |
nodeline | node に埋め込まれている行番号を返します。 デバッグ用です。 |
nodetype | node の種類を返します。 デバッグ用です。 |
node_assign | |
NUM2CHR | |
NUM2DBL | |
NUM2INT | |
NUM2LONG | |
NUM2UINT | |
NUM2ULONG | |
numcmp | int用の比較関数。 |
numhash | int用のハッシュ関数。 n に対するハッシュ値を計算する。 |
OBJSETUP | obj をクラス klass とフラグ typeflag で初期化する。 $SAFE >= 3 のときは無条件で汚染する。 |
obj_free | |
OBJ_FREEZE | |
OBJ_FROZEN | |
OBJ_INFECT | src に汚染マークが付いていたら dest も汚染する。 |
OBJ_TAINT | x に汚染マークを付ける。 |
OBJ_TAINTED | x に汚染マークが付いていたら真。 |
original_module | |
os_each_obj | |
os_live_obj | |
os_obj_of | |
parse_string | lex_strterm 形式のノード quote の指示に従い、 文字列の終端または埋め込み式の始まりまで読みこみます。 |
peek | 現在読み込み中のプログラムの次の文字が c ならば真。 |
pipe_open | |
POSFIXABLE | f が Fixnum の上限値以下ならば真。 |
print_undef | クラス klass にメソッド id が見付からない (undefined) ことに 対するエラーメッセージを stderr に出力します。 |
proc_arity | |
proc_binding | |
proc_call | |
proc_eq | |
proc_get_safe_level | |
proc_invoke | Proc オブジェクト proc を起動します。そのとき 引数を args とし、self を self にします。 |
proc_new | 評価器のその時点でのスナップショットを保存する Proc オブジェクトを生成します。クラスを klass にします。 |
proc_save_safe_level | |
proc_set_safe_level | |
proc_s_new | Proc.new の実体。 |
proc_to_proc | |
proc_to_s | |
proc_yield | Proc.yield の実体。 |
pushback | 入力に一文字戻します。 c が EOF (-1) のときはなにもしません。 |
range_op | |
RARRAY | obj を struct RArray* にキャストする。 本当は obj が struct RArray* でないとしてもキャストしてしまう。 |
RBASIC | |
RBIGNUM | |
rb_add_method | クラス klass に mid という名前のメソッドを定義する。 その本体は node であり、noex で示される可視性を持つ。 |
rb_alias | クラス klass に定義されたメソッド name の 本体を実体とする新しいメソッド def を定義します。 |
rb_alias_variable | |
rb_any_to_a | |
rb_any_to_s | |
rb_apply | オブジェクト recv のメソッド mid を 引数 args とともに呼び出します。 |
rb_Array | obj が Array でない場合は to_a を使って Array に変換します。 |
rb_ary_aref | argc が 1 のときは ary[*argv]、 2 のときは ary[argv[0], argv[1]] を返します。 |
rb_ary_clear | ary.clear |
rb_ary_concat | ary.concat x |
rb_ary_delete | ary.delete |
rb_ary_entry | ary のインデックス offset の要素を返します。 |
rb_ary_includes | ary.include? item |
rb_ary_new | 空の Ruby の配列を作成し返します。 |
rb_ary_new2 | 長さ len 分だけメモリを確保した、 長さゼロの Ruby の配列を作成し返します。 |
rb_ary_new3 | 長さ n で要素に i0 i1 i2 …を格納した Ruby の配列を作成し返します。 |
rb_ary_pop | 配列 ary の末尾の要素をとりのぞき返します。 空配列のときは Qnil を返します。 |
rb_ary_push | 配列 ary の末尾に item を追加します。 |
rb_ary_shift | 配列 ary の先頭の要素を取り除き返します。 空配列のときは Qnil を返します。 |
rb_ary_sort | ary.sort |
rb_ary_store | 配列 ary のインデックス idx に val を格納します。idx が範囲を越えるときは Ruby レベルと同じく自動的にサイズが拡張されます。 |
rb_ary_to_s | ary.to_s |
rb_ary_unshift | 配列 ary の先頭に item を挿入します。 |
rb_assoc_new | [a,b] を返します。 |
rb_attr | |
rb_autoload | |
rb_autoload_defined | |
rb_autoload_id | |
rb_autoload_load | |
rb_backref_error | |
rb_backref_get | 現在の SCOPE の $~ の値を返します。 |
rb_backref_set | 現在の SCOPE の $~ に val を代入します。 |
rb_backtrace | |
rb_block_given_p | メソッドがブロック付きで呼ばれていれば Qtrue を返します。 |
rb_call | クラス klass に定義されたメソッド mid を呼び出します。 レシーバは recv で、引数は長さ argc の配列 argv で渡します。 |
rb_call0 | クラス klass に定義されたメソッドのコード body を起動します。 レシーバは recv で、引数は長さ argc の配列 argv で渡します。 nosuper が非ゼロのときは、この呼び出し中の super がエラーになります。 |
rb_callcc | Continuation オブジェクトを生成します。 |
rb_call_super | Rubyレベルでの super です。 現在評価中のメソッドのスーパークラスのメソッドを呼び出します。 |
rb_catch | catch と同等の動作を実行します。 |
rb_check_convert_type | val.method を実行してクラス tname のインスタンスを返します。 val がメソッド method を持たなければ nil を返します。 |
rb_check_safe_str | マクロ Check_SafeStr の本体です。 |
rb_class2name | klass の名前を返します。 返り値の内容を変更したり free してはいけません。 |
rb_class_allocate_instance | Class#allocate の実体。 |
rb_class_boot | スーパークラスを super とするクラスオブジェクトを作成し、返します。 |
rb_class_inherited | クラス super の下位クラス klass が作成されたことを 受けて、super に対し inherited メソッドを呼び出します。 |
rb_class_initialize | Class#initialize の実体。 |
rb_class_instance_methods | Module#instance_methods の実体。 モジュール mod に定義されている public メソッド名の リストを文字列の配列で返します。 |
rb_class_new | super をスーパークラスとして 新しいクラスオブジェクトを生成し、返します。 |
rb_class_new_instance | Class#new の実体。 |
rb_class_path | klass の名前を返します.klassが無名クラス、無名モジュー ルの場合 #<Class 0xXXXX>, #<Module 0xXXXX> の形式で返します。 |
rb_class_private_instance_methods | Module#private_instance_methods の実体。 モジュール mod に定義されている private メソッド名の リストを文字列の配列で返します。 |
rb_class_protected_instance_methods | Module#protected_instance_methods の実体。 モジュール mod に定義されている protected メソッド名の リストを文字列の配列で返します。 |
rb_class_real | 特異クラスや化身クラス (T_ICLASS) を飛ばして cl の スーパークラスを辿り、Ruby レベルに露出してもよいクラスを返します。 |
rb_class_superclass | |
rb_class_s_new | |
rb_clear_cache | メソッドキャッシュをすべて消去します。 |
rb_clear_cache_by_class | メソッドキャシュから klass クラスのメソッドの キャッシュエントリを消去します。 |
rb_clear_cache_by_id | メソッドキャシュから id という名前のメソッドの キャッシュエントリを全て消去します。 |
rb_compile_cstr | C の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。 |
rb_compile_file | Ruby の IO オブジェクト file から文字列を読み込み、 それを Ruby プログラムとして構文木にコンパイルします。 作成した構文木は ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に 格納し、同時に ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。 |
rb_compile_string | Ruby の文字列 s を構文木にコンパイルし、ruby_eval_tree と ruby_eval_tree_begin に格納します。ruby_eval_tree を返します。 またコンパイルするときにファイル f の line 行目からをコンパイル していると仮定します。 |
rb_const_assign | |
rb_const_defined | klass とそのスーパークラスに定数 id が定義されていれば真。 |
rb_const_defined_at | klass 自体に定数 id が定義されていれば真。 |
rb_const_get | 定数 klass::name の値を取得します。 |
rb_const_get_at | クラス klass で定義された定数 name の値を取得します (祖先や外のクラスは調べない)。 |
rb_const_list | |
rb_const_set | 定数 klass::name の値を val として定義します。 |
rb_cont_call | Continuation#call の実体。 |
rb_convert_type | オブジェクト val をクラス type のインスタンスに変換します。 変換には、val.method の戻り値が使われます。 |
rb_copy_generic_ivar | |
rb_cstr_to_dbl | |
rb_cvar_declear | klass のクラス変数 name に val を代入します。 |
rb_cvar_defined | |
rb_cvar_get | klass のクラス変数 name の値を 取得します。 |
rb_cvar_set | klass のクラス変数 name に val を代入します。 変数がまだ定義されていない場合は NameError を発生します。 |
rb_cv_get | klass のクラス変数 name の値を 取得します。 |
rb_cv_set | klass のクラス変数 name に val を代入します。 変数がまだ定義されていない場合は NameError を発生します。 |
rb_data_object_alloc | datap をラップするオブジェクトを生成し、返します。 そのクラスは klass となり、datap をマークするときは dmark、解放するときは dfree を使うようになります。 |
rb_define_alias | クラス klass のインスタンスメソッド old の 別名 new を定義します。 |
rb_define_attr | クラス klass にメソッド name と name= を定義します。 read が真のときは name を定義し、 write が真のときは name= を定義します。 |
rb_define_class | クラス super の下位クラス name を作成し返します。 |
rb_define_class_id | クラス名 id でクラス super を継承したクラスを 新しく作成する。クラス→クラス名 (定数名) の関連付けは なされるが、定数→クラスの関連付けはなされない。 |
rb_define_class_under | クラス super の下位クラス outer::name を作成し返します。 |
rb_define_class_variable | クラス klass のクラス変数 name を初期値 val で 定義します。既に同名の変数が定義されていたら警告します。 |
rb_define_const | クラス klass の定数 name を初期値 val で 定義します。既に同名の定数が定義されていたら警告します。 |
rb_define_global_const | トップレベル (現在は Object) の定数 name を初期値 val で 定義します。既に同名の定数が定義されていたら警告します。 |
rb_define_global_function | 関数 name を定義します。 func と argc は rb_define_method と同じです。 |
rb_define_hooked_variable | |
rb_define_method | クラスklassのインスタンスメソッドnameを定義します。 |
rb_define_method_id | klass に public メソッド name を定義します。 その実体は関数 func です。また argc の意味は rb_define_method と同じです。 |
rb_define_module | モジュール name を作成し返します。 |
rb_define_module_function | モジュール module にモジュール関数 name を定義します。 func と argc は rb_define_method と同じです。 |
rb_define_module_id | 名前が id である新しいモジュールを定義し、それを返します。 モジュール→名前 (定数) のリンクは確立しますが 名前→モジュールのリンクはまだ確立していません。 |
rb_define_module_under | モジュール outer::name を作成し返します。 |
rb_define_private_method | クラス klass にプライベートインスタンスメソッド name を 定義します。その実体は関数 func であり、その関数がとる 引数のタイプを argc で指定します。argc のフォーマットに ついては rb_define_method の項を参照してください。 |
rb_define_protected_method | クラス klass に protected インスタンスメソッド name を 定義します。その実体は関数 func であり、その関数がとる 引数のタイプを argc で指定します。argc のフォーマットに ついては rb_define_method の項を参照してください。 |
rb_define_readonly_variable | |
rb_define_singleton_method | obj に特異メソッド name を定義します。 メソッドの実体を func に関数ポインタで与え、その関数がとる 引数のタイプを argc に渡します。argc のフォーマットに ついては rb_define_method の記述を参照してください。 |
rb_define_variable | |
rb_define_virtual_variable | |
rb_disable_super | クラス klass のメソッド name からの super を禁止します。 klass とそのスーパークラスで name というメソッドが定義 されていないときは例外 NameError を発生します。 |
rb_dvar_curr | 現在のブロックローカル変数スコープで id を参照します。 |
rb_dvar_defined | |
rb_dvar_push | |
rb_dvar_ref | 現在のローカル変数スコープで id を参照します。 |
rb_enable_super | クラス klass のメソッド name からの super を許可します。 klass とそのスーパークラスで name というメソッドが定義 されていないときは例外 NameError を発生します。 |
rb_ensure | ensure の C 版です。まず body(data1) を実行し、その途中で 例外や exit が起きたとしても ensure(data2) が確実に 実行されます ( body() が正常終了しても実行されます)。 |
rb_eql | obj1.equal?(obj2) ならば Qtrue、 そうでないならば Qfalse。 |
rb_equal | obj1 == obj2 ならば Qtrue、 そうでないならば Qfalse。 |
rb_eval | 構文木 n を self = self のもとで評価します。 |
rb_eval_cmd | |
rb_eval_string | str を Ruby プログラムとしてコンパイル・評価し、 その値を返します。 |
rb_eval_string_protect | str を Ruby プログラムとしてコンパイル・評価し、 その値を返します。 |
rb_eval_string_wrap | rb_eval_string_protect と同じですが,スクリプトの評価を 無名のモジュールのもとで行います。 |
rb_exc_fatal | 例外オブジェクト err を fatal として投げます。 |
rb_exc_raise | 例外オブジェクト err を投げます。 |
rb_exec_end_proc | END ブロックおよび Kernel#at_exit で登録した Proc オブジェクトを 実行します。 |
rb_exit | ステータス status でインタプリタを終了させます。 |
rb_export_method | |
rb_extend_object | |
rb_false | |
rb_fatal | あらゆる例外処理をスキップして即座にインタプリタが終了します。 fmt とその後の引数は printf と同じ形式でエラーメッセージを表現します。 |
rb_feature_p | |
rb_fix_new | |
rb_Float | |
rb_frame_last_func | 現在呼び出し中の (Rubyで実装された) メソッドの呼び出し名を返します。 |
rb_free_generic_ivar | |
rb_frozen_class_p | |
rb_funcall | recv に対してメソッド name を呼びだし、 メソッドの返り値を返します。プライベートメソッドも 呼びだせます。 |
rb_funcall2 | recv に対してメソッド name を呼びだし、 メソッドの返り値を返します。プライベートメソッドも 呼びだせます。 |
rb_funcall3 | recv に対してメソッド name を呼びだし、 メソッドの返り値を返します。 |
rb_f_abort | |
rb_f_array | |
rb_f_at_exit | |
rb_f_autoload | |
rb_f_binding | |
rb_f_block_given_p | block_given? の実体。 現在評価中の (Ruby で実装された) メソッドに対して ブロックが与えられていたら真。 |
rb_f_caller | |
rb_f_catch | |
rb_f_END | |
rb_f_eval | |
rb_f_exit | |
rb_f_float | |
rb_f_global_variables | |
rb_f_integer | |
rb_f_lambda | ruby_block 先端の BLOCK から Proc オブジェクトを作成し、返します。 |
rb_f_load | load の実体。 |
rb_f_local_variables | |
rb_f_loop | loop の実体。永遠に yield を繰り返します。 |
rb_f_missing | |
rb_f_raise | |
rb_f_require | require の実体。 self == obj として fname を require します。 |
rb_f_send | |
rb_f_string | |
rb_f_throw | |
rb_f_trace_var | |
rb_f_untrace_var | |
rb_gc | 明示的に GC を開始します。rb_gc_disable() で禁止中のときおよび すでに GC が実行中のときは実際には行われません。 |
rb_gc_call_finalizer_at_exit | |
rb_gc_disable | GC を禁止します。 |
rb_gc_enable | GC を許可します。 |
rb_gc_force_recycle | p を強制的に GC します。 |
rb_gc_mark | v をマークします。 |
rb_gc_mark_children | v から指されているオブジェクトを全てマークします。 |
rb_gc_mark_frame | frame をマークします。 |
rb_gc_mark_global_tbl | |
rb_gc_mark_locations | |
rb_gc_mark_maybe | v が Ruby のオブジェクトであればマークします。 |
rb_gc_mark_threads | 存在するスレッド全てをマークします。 |
rb_gc_register_address | #@# 初出: [ruby-list:20488] 1.5 feature |
rb_gc_start | GC を起動します。 |
rb_gc_unregister_address | #@# 初出: [ruby-list:20488] [1.5 feature] |
rb_generic_ivar_table | |
rb_get_method_body | クラス klass から id という名前のメソッドエントリを検索する。 見付かったらその本体である構文木を返す。見付からなければ NULL を返す。 |
rb_global_entry | |
rb_global_variable | rb_gc_register_address と同じです。 |
rb_gvar_defined | entry で示されるグローバル変数が定義されているなら真。 |
rb_gvar_get | グローバル変数のエントリ entry から値を取得します。 |
rb_gvar_set | グローバル変数のエントリ entry に値を代入します。 |
rb_gv_get | #@# [1.5 feature] |
rb_gv_set | #@# [1.5 feature] |
rb_id2name | id に対応する文字列を返します。 返り値は開放できません。 |
rb_id_attrset | |
rb_include_module | Module#append_features の実体。 クラスまたはモジュール klass にモジュール module を インクルードします。 |
rb_inspect | obj.inspect の実体。 |
rb_Integer | obj が Ruby の整数でない場合は to_i を使って Integer に変換します。 |
rb_intern | 任意の char* と一対一に対応する整数 ID を返す。 |
rb_interrupt | |
rb_int_new | |
rb_io_mode_flags | fopen(3) のようなモード指定modeをruby内部のモードフラグに 変換します。 |
rb_io_mode_flags2 | open(2) のようなモード指定modeをruby内部のモードフラグに変換します。 |
rb_is_class_id | クラス変数名として有効な ID ならば真。 |
rb_is_const_id | 定数名として有効な ID ならば真。 |
rb_is_instance_id | インスタンス変数名として有効な ID ならば真。 |
rb_is_local_id | ローカル変数名として有効な ID ならば真。 |
rb_iterate | ブロック付きメソッド(イテレータ)呼び出しを行う関数です. |
rb_iterator_p | この関数はobsoleteです。rb_block_given_p を使用してください。 |
rb_iter_break | break の C 用インターフェイスです。 現在評価中のブロックから抜けます。 |
rb_ivar_defined | オブジェクト obj のインスタンス変数 name が 定義されていれば真。 |
rb_ivar_get | オブジェクト obj のインスタンス変数 name の値を 取得します。 |
rb_ivar_set | オブジェクト obj のインスタンス変数 name に val を代入します。 |
rb_iv_get | オブジェクト obj のインスタンス変数 name の値を 取得します。 |
rb_iv_set | オブジェクト obj のインスタンス変数 name に val を代入します。 |
rb_jump_tag | 初出: [ruby-dev:4064] |
rb_lastline_get | 現在評価中の SCOPE の $_ の値を取得します。 |
rb_lastline_set | 現在評価中の SCOPE の $_ に val を代入します。 |
rb_load | |
rb_load_protect | |
rb_longjmp | |
rb_make_metaclass | クラス klass のインスタンス obj に特異クラスを導入し 特異クラスと obj を結びつけます。 |
rb_mark_end_proc | |
rb_mark_generic_ivar | |
rb_mark_generic_ivar_tbl | |
rb_mark_hash | |
rb_mark_tbl | |
rb_memerror | NoMemoryErrorをraiseする。 しかしraise自体にもメモリ容量を使うため、メモリが足りない状況 ではその途中でまたメモリ不足になる可能性がある。そのため この関数では再帰を検出した場合はraiseではなくexitするように なっている。 |
rb_method_boundp | |
rb_module_new | 新しいモジュールオブジェクトを作成し、返します。 |
rb_module_s_alloc | |
rb_mod_alias_method | |
rb_mod_ancestors | モジュール mod にインクルードされているモジュール、 さらに mod がクラスならばスーパークラスとそれに インクルードされているモジュールを再帰的に集めて メソッド探索優先順位順に並べて返します (早く探索されるほうが前)。 |
rb_mod_append_features | |
rb_mod_attr | |
rb_mod_attr_accessor | |
rb_mod_attr_reader | |
rb_mod_attr_writer | |
rb_mod_class_variables | |
rb_mod_clone | モジュール mod を clone して返します。 |
rb_mod_cmp | |
rb_mod_constants | |
rb_mod_const_at | |
rb_mod_const_defined | |
rb_mod_const_get | |
rb_mod_const_of | |
rb_mod_const_set | |
rb_mod_define_method | |
rb_mod_dup | モジュール mod を dup して返します。 |
rb_mod_eqq | |
rb_mod_extend_object | |
rb_mod_ge | |
rb_mod_gt | |
rb_mod_include | |
rb_mod_included_modules | モジュール mod にインクルードされているモジュールの配列を返します。 |
rb_mod_include_p | モジュール mod が mod2 をインクルードしていれば真。 |
rb_mod_initialize | |
rb_mod_le | |
rb_mod_lt | |
rb_mod_method | |
rb_mod_method_defined | |
rb_mod_modfunc | |
rb_mod_module_eval | Module#module_eval の実体です。 |
rb_mod_name | Module#name の実体です。 無名クラス、無名モジュールに対しては空文字列を返します。 |
rb_mod_nesting | |
rb_mod_private | |
rb_mod_private_method | |
rb_mod_protected | |
rb_mod_public | |
rb_mod_public_method | |
rb_mod_remove_const | |
rb_mod_remove_cvar | |
rb_mod_remove_method | Module#remove_method の実体。 |
rb_mod_s_constants | |
rb_mod_to_s | |
rb_mod_undef_method | |
rb_name_class | クラス klass を id と命名します。 |
rb_newobj | 未使用のオブジェクト領域一つへのポインタを返す。 返り値が返ってきたときは失敗はない。 |
rb_node_newnode | ノードタイプが type で a0 a1 a2 を 要素に持つノードを生成し、返します。 |
rb_num2dbl | 任意の Numeric のオブジェクトを double に変換します。 |
rb_obj_alloc | klass のインスタンスを作成する。 |
rb_obj_call_init | オブジェクト obj に対して initialize を呼び出します。 引数は長さ argc の配列 argv で表され、 ブロックが積んである場合はそれも自動的に渡されます。 |
rb_obj_class | Object#class の実体です。 |
rb_obj_clone | Object#clone の実体です。 |
rb_obj_dummy | |
rb_obj_dup | Object#dup の実体です。 |
rb_obj_equal | obj1 と obj2 が同一のオブジェクトなら真。 |
rb_obj_extend | |
rb_obj_freeze | |
rb_obj_frozen_p | |
rb_obj_id | Object#id の実体。 |
rb_obj_inspect | Object#inspect の実体。 |
rb_obj_instance_eval | |
rb_obj_instance_variables | |
rb_obj_is_block | proc が Proc または Binding のインスタンスであれば真。 |
rb_obj_is_instance_of | obj がクラス klass のインスタンスならば真。 |
rb_obj_is_kind_of | obj がクラス klass およびそのサブクラスの インスタンスのとき真。 |
rb_obj_is_proc | proc が Proc のインスタンスであれば真。 |
rb_obj_method | |
rb_obj_methods | Object#methods の実体。 |
rb_obj_private_methods | |
rb_obj_protected_methods | |
rb_obj_remove_instance_variable | |
rb_obj_respond_to | |
rb_obj_singleton_methods | Object#singleton_methods の実体。 オブジェクト obj に定義されている特異メソッド名のリストを 文字列の配列で返す。 |
rb_obj_taint | |
rb_obj_tainted | |
rb_obj_untaint | |
rb_p | p の実体。obj を見やすく出力します。 |
rb_parser_append_print | ruby の -p オプションの実装。 ループと print のノードを ruby_eval_tree に加えます。 |
rb_parser_while_loop | ruby の -n オプションの実装。 ループと print のノードを ruby_eval_tree に加えます。 |
rb_path2class | |
rb_proc_new | VALUE (*func)(ANYARGS); VALUE val; |
rb_protect | 初出: [ruby-dev:4064] |
rb_provide | ライブラリ feature をロードしたものとしてロックをかけます。 |
rb_provided | |
rb_provide_feature | |
rb_raise | クラス err の例外を発生します。fmt とその後の引数は、 printf と同じ形式でエラーメッセージを表します。 |
rb_remove_method | クラス klass 自体に登録されている name という名前のメソッドを 検索し、エントリを削除します。 見付からなかったときは例外 NameError を発生します。 |
rb_require | require の C 版です。feature「fname」をロードします。 |
rb_rescue | まず b_proc(data1) を実行し、その途中で例外が発生したら r_proc(data2) を実行します。 捕捉する例外は StandardError のサブクラスだけです。 |
rb_rescue2 | まず b_proc(data1) を実行し、その途中で例外が発生したら r_proc(data2) を実行します。 第五引数以降の可変長引数に捕捉したい例外クラスのリストを指定します。 引数の最後は NULL で終らなければなりません。 |
rb_reserved_word | 長さ len の文字列 str が予約語であれば そのフラグテーブルを返します。str が予約語でなければ NULL を返します。 |
rb_respond_to | obj にメソッド id が定義されているとき真。 プライベートメソッドに対しても真を返します。 |
rb_safe_level | 現在のセーフレベルを返します。 |
rb_scan_args | 長さ argc の配列 argv を fmt に従って 解析し、第四引数以降で渡されたアドレスに書き込みます。 |
rb_secure | 現在のセーフレベルが level 以上のとき、 例外 SecurityError を発生します。 |
rb_set_class_path | |
rb_set_end_proc | |
rb_set_safe_level | セーフレベルを level に上げます。 level が現在のセーフレベルより低い場合は 例外 SecurityError が発生します。 |
rb_singleton_class | obj に特異クラスを導入し、その特異クラスを返します。 すでに特異クラスが導入されているときはそれをそのまま返します。 |
rb_singleton_class_attached | 特異クラス klass にその唯一のインスタンス obj を結びつけます。 |
rb_singleton_class_clone | 特異クラス klass を clone して返します。 klass が特異クラスでないときはただ klass を返します。 |
rb_singleton_class_new | super をスーパークラスとする特異クラスを生成し、返します。 |
rb_source_filename | |
rb_str2cstr | strl を C の文字列に変換します。第二引数も与えると *len にバイト長を書き込みます。str が String でない場合は to_str での変換を試みます。 |
rb_String | Kernel.#String の実体。 val を文字列に変換します。 |
rb_str_cat | 文字列 str に、長さ len (NUL 含まず)の C の文字列 ptr を破壊的に連結します。 |
rb_str_cat2 | 文字列 str に C の文字列 ptr を破壊的に 連結します。ptr はヌル終端を仮定しています。 |
rb_str_concat | equivalent to "s1.concat s2" |
rb_str_dup | 文字列 str の複製を作成し返します。 |
rb_str_new | ptr から len バイト分をコピーして Ruby の文字列を作成し返します。 |
rb_str_new2 | rb_str_new(ptr, strlen(ptr)) |
rb_str_new4 | 文字列 orig の変更不可能な複製を作成し返します。 |
rb_str_substr | str[beg, len] |
rb_str_to_dbl | |
rb_svar | 現在の SCOPE でローカル変数IDが cnt である変数の 領域へのポインタを返します。主に $_ (cnt=0) と $~ (cnt=1) に アクセスするために使われます。 |
rb_sym_all_symbols | 呼び出し時までに変換が行われたすべてのシンボルの 配列を返す。 |
rb_thread_abort_exc | |
rb_thread_abort_exc_set | |
rb_thread_alive_p | |
rb_thread_alloc | |
rb_thread_alone | 評価器にスレッドが一つしか存在しないとき真。 |
rb_thread_aref | |
rb_thread_aset | |
rb_thread_atfork | |
rb_thread_check | |
rb_thread_cleanup | |
rb_thread_create | VALUE (*fn)(); void *arg; |
rb_thread_critical_get | |
rb_thread_critical_set | |
rb_thread_current | 現在実行中のスレッドを返します。 |
rb_thread_dead | |
rb_thread_deadlock | |
rb_thread_exit | |
rb_thread_fd_close | |
rb_thread_fd_writable | |
rb_thread_initialize | |
rb_thread_inspect | |
rb_thread_interrupt | |
rb_thread_join | |
rb_thread_join_m | |
rb_thread_keys | |
rb_thread_key_p | |
rb_thread_kill | |
rb_thread_list | |
rb_thread_local_aref | |
rb_thread_local_aset | |
rb_thread_main | メインスレッド (プロセスの一番最初に存在するスレッド) を返します。 |
rb_thread_pass | Thread#pass の実体。 |
rb_thread_polling | |
rb_thread_priority | |
rb_thread_priority_set | |
rb_thread_raise | |
rb_thread_raise_m | |
rb_thread_ready | |
rb_thread_remove | |
rb_thread_restore_context | スレッドを切り替えるにあたって、切り替え先のスレッド th の コンテキストを評価器に復帰します。 |
rb_thread_run | スレッド thread に実行権を渡します。 |
rb_thread_safe_level | |
rb_thread_save_context | スレッドを切り替えるにあたって、現在実行中のスレッド th の コンテキストを評価器から th に退避します。 |
rb_thread_schedule | 他のスレッドに実行権を渡します。 対象の特定はできません。 |
rb_thread_select | Ruby のスレッドは実装のために内部で select(2) を使っているため、 拡張ライブラリ内で独自に select(2) を使った場合の動作は保証されません。 代わりにこの関数 rb_thread_select を使ってください。 引数の意味は select(2) と同じです。 |
rb_thread_signal_raise | |
rb_thread_sleep | |
rb_thread_sleep_forever | |
rb_thread_start | |
rb_thread_start_0 | |
rb_thread_start_timer | setitimer(2) が存在する場合のみ定義されます。 |
rb_thread_status | |
rb_thread_stop | 現在実行中のスレッドを停止します。 他のスレッドから rb_thread_wakeup を呼ばれると再開します。 |
rb_thread_stop_p | |
rb_thread_stop_timer | setitimer(2) が存在する場合のみ定義されます。 |
rb_thread_s_abort_exc | |
rb_thread_s_abort_exc_set | |
rb_thread_s_kill | |
rb_thread_s_new | |
rb_thread_trap_eval | |
rb_thread_value | |
rb_thread_wait_fd | ファイルディスクリプタ fd を読み込めるようになるまで カレントスレッドを停止します。 |
rb_thread_wait_for | time の長さの時間が経過するまでカレントスレッドを停止します。 |
rb_thread_wait_other_threads | |
rb_thread_wakeup | 停止中のスレッド thread を再開させます。 |
rb_thread_yield | |
rb_throw | throw の実体。返り値を val として、 tag を catch したところまでジャンプします。 |
rb_to_id | String・Fixnum・Symbol を ID に変換します。 |
rb_to_int | val を to_int メソッドを使って Ruby の整数に変換します。 |
rb_to_integer | |
rb_trace_eval | |
rb_trap_eval | |
rb_true | Qtrue を返します。 |
rb_uint_new | |
rb_undef | クラス klass のメソッド id を undef します。 |
rb_undefined | |
rb_undef_method | クラス klass のインスタンスメソッド name を undef します。 |
rb_with_disable_interrupt | |
rb_yield | yield の C 版です.val を引数にブロックを実行します. 複数の引数を与えたいときは配列に格納して渡します。 |
rb_yield_0 | カレントブロックに val を渡して処理を移す。 そのさい self とクラスを self と klass に切り替える。 Proc の呼び出しのときは pcall=非ゼロ にしなければならない。 |
RCLASS | |
RDATA | |
readonly_setter | |
read_escape | 一文字に相当するバックスラッシュ記法が許す 文字列を入力バッファから読みとり、評価値を返す。 先頭のバックスラッシュはすでに読みこんでいるものと仮定する。 不正な記法に対しては yyerror を呼び出し, 0 を返す。 |
REALLOC_N | type 型のメモリ領域 var のサイズを n 個に変更する。 |
regx_options | 正規表現のオプション (ixmo nesu) を読み込み フラグ (ビットマスク) を返します。 |
rehash | テーブルの全要素に対しハッシュ値を計算しなおして テーブルを再構成する。エントリに対して要素の数が 増えすぎ、テーブルが狭くなってきたときに発生する。 |
remove_method | クラス klass 自体に登録されている mid という名前のメソッドを 検索し、エントリを削除します。見付からなかったときは例外 NameError を発生します。 |
remove_trace | |
ret_args | |
RFILE | |
RFLOAT | |
RHASH | |
RMODULE | |
rm_final | |
ROBJECT | |
RREGEXP | |
RSTRING | |
RSTRUCT | |
RTEST | obj が Qfalse でも Qnil でもないとき真。 |
RUBY_DATA_FUNC | 任意の関数へのポインタ func を struct RData の dmark/dfree の 値として適する型に強制キャストします。 |
ruby_finalize | 評価器プロセスの終了処理を行います。 |
ruby_init | 評価器を初期化します。Ruby C API を呼ぶプロセスでは 前もって必ずこの関数を呼ばなければなりません。 |
RUBY_METHOD_FUNC | 任意の関数へのポインタ func を Ruby のメソッドの実体として適する 型に強制キャストします。 |
ruby_options | argc と argv を ruby への コマンドラインオプションとして処理します。 |
ruby_run | ruby_eval_tree の評価を開始します。 |
ruby_stack_check | |
ruby_stack_length | |
ruby_stop | 評価器プロセスを停止します。 |
ruby_xcalloc | 引数と返り値は calloc() と同じです。 ただしメモリ割り当てに失敗したときは GC を行いそれでもだめなときは例外 NoMemoryError を発生します。 つまりこの関数が返り値を返したときは常に割り当ては成功です。 |
ruby_xfree | 以前 malloc/calloc/realloc して free していないポインタ x を 開放します。ruby のシグナル機構とコンフリクトしません。 |
ruby_xmalloc | 引数と返り値は malloc() と同じ。 ただしメモリ割り当てに失敗したときは GC を行いそれでもだめなときは NoMemoryError を raise する。 つまりこの関数が返り値を返したときは常に割り当ては成功している。 |
ruby_xrealloc | 引数と返り値の意味は realloc() と同じ。 ただしメモリ割り当てに失敗したときは GC を行いそれでもだめなときは NoMemoryError を raise する。 つまりこの関数が返り値を返したときは常に割り当ては成功している。 |
run_final | obj のファイナライズを行います。 |
run_single_final | |
SafeStringValue | StringValue と同じく、val が String でなければ to_str メソッドを 使って String に変換します。同時に rb_check_safe_str() によるチェックも 行います。 |
safe_getter | |
safe_setter | |
scope_dup | scope とその親の SCOPE 全ての local_vars を スタックからヒープに割り当て直します。 |
search_method | クラス klass から id という名前のメソッドエントリを検索し、 返します。見付からなければ NULL を返します。 |
secure_visibility | |
set_backtrace | |
set_method_visibility | |
set_trace_func | Kernel#set_trace_func の実体。 評価器に対するフック手続きを登録します。 |
SPECIAL_CONST_P | obj が実体の構造体を持たないとき真。 現時点で真になるのは Qnil, Qtrue, Qfalse と、 Fixnum, Symbol のインスタンス。 |
special_local_set | $~ と $_ をセットします。 現在は c=0 が $_ で c=1 が $~ です。 |
specific_eval | rb_obj_instance_eval と rb_mod_module_eval を共通化するための補助関数です。 |
stack_check | |
stack_extend | |
stat_col | ハッシュの衝突に関する統計を /tmp/col に出力する。 #ifdef HASH_LOG のときだけ定義される、開発者用関数。 |
STR2CSTR | Ruby のオブジェクト str から C の文字列を取り出します。 str が String でない場合は to_str によって変換を試みます。 |
strhash | 文字列用のハッシュ関数。 string に対するハッシュ値を計算する。 |
StringValue | val が String でなければ to_str メソッドを使って String に変換します。 |
StringValuePtr | val が String でなければ to_str メソッドを使って String に変換し、 その実体のポインタを返します。 |
st_add_direct | st_insert() と似ているが、同じハッシュ値を持つエントリーに対する 「同値検査」を省略する。key がまだ登録されていないことがはっきり している場合には、少し高速に登録できる。 |
st_cleanup_safe | never と同じ値を持つエントリーを削除する。 |
st_copy | Hash#dup の実体。 old_table と同じ内容の st_table を新たに作成して返す。 |
st_delete | *key に対応する値をテーブルから削除し、*key、*value に登録時のキーと 値を書きこむ。返り値は削除したかどうか。 |
st_delete_safe | st_delete と似ているが、その場ですぐに削除するのではなく never を 書きこんでおく。st_cleanup_safe() で本当に削除できる。 Ruby では never には Qundef を使う。 |
st_foreach | Hash#each, delete_if などの実体。ハッシュ内の全てのキーと値、arg を 引数にして、func を実行する。func の返り値 enum st_retval は ST_CONTINUE ST_STOP ST_DELETE のどれか。どれも見ためどおりの働きをする。 |
st_free_table | table を解放する。キー、値は解放されない。 |
st_init_numtable | キーが int 型であるハッシュテーブルを作成する。 |
st_init_numtable_with_size | キーが int 型であるハッシュテーブルを作成する。 st_init_table() に int 用の操作関数を渡しているだけ。 |
st_init_strtable | キーが char* 型であるハッシュテーブルを作成する。 |
st_init_strtable_with_size | キーが char* 型であるハッシュテーブルを作成する。 st_init_table に文字列用の操作関数を渡しているだけ。 |
st_init_table | |
st_init_table_with_size | st_table を作成する。_with_size はサイズを指定して生成する。 struct st_hash_type はハッシュ値を得る関数と、同値判定を行う 関数を持つ。 |
st_insert | ハッシュに key と value の組を追加する。 古いライブラリなので void* のかわりに char* を使っている。 |
st_lookup | key に対応する値をみつけて value にポインタを書きこむ。 返り値は見つかったかどうかの真偽値。 |
superclass | クラス文のスーパークラスを表すノード node を 評価してクラスを得ます。 |
svalue_to_avalue | |
svalue_to_mvalue | |
sv_i | |
sweep_source_filename | |
SYM2ID | Symbol symbol を数値に変換します。 1.4では、FIX2INT(symbol)と同じです。 |
symbols_i | rb_sym_all_symbols() のイテレータブロック。 |
SYMBOL_P | obj が Symbol のインスタンスのとき真。 |
sym_inspect | |
sym_intern | |
sym_to_i | |
sym_to_s | |
terminate_process | |
thgroup_add | |
thgroup_list | |
thgroup_s_alloc | |
thread_free | |
thread_keys_i | |
thread_mark | |
thread_status_name | |
thread_switch | |
timeofday | |
tok | 現在のトークンの先頭へのポインタ。 free してはならない。 |
tokadd | トークンバッファに文字 c を追加します。 |
tokadd_escape | 文字列・正規表現中で許されるバックスラッシュ記法を 入力バッファから読みとり、トークンバッファに追加します。 先頭のバックスラッシュはすでに読みこんでいるものと仮定します。 不正な記法に対しては yyerror を呼び出し 0 を返します。 |
tokadd_string | |
tokfix | トークンバッファを NUL で終端します。 |
toklast | 現在のトークンの末尾へのポインタ。 |
toklen | 現在のトークンの長さ。 |
top_const_get | トップレベルの定数 id を参照します。 定数 id が定義されていたら真を返し klassp に その値を書き込みます。未定義なら偽を返します。 |
top_include | |
top_local_init | パース中のプログラムのトップレベルのためのローカル変数テーブルをプッシュする。 |
top_local_setup | パース中のプログラムのトップレベルのためのローカル変数テーブルをポップし、 現在存在する SCOPE にそれを接ぎ足す。 |
top_private | |
top_public | |
trace_en | |
trace_ev | |
true_and | |
true_or | |
true_to_s | |
true_xor | |
TYPE | obj の構造体型 ID を返します。 |
UINT2NUM | 任意の整数を Fixnum か Bignum に変換します。 |
ULL2NUM | |
ULONG2NUM | |
umcall | |
umethod_bind | UnboundMethod method を recv に束縛します。 |
umethod_call | |
umethod_proc | |
umethod_unbind | |
undefine_final | |
undef_getter | |
undef_marker | |
undef_setter | |
value_expr | node を評価したときに、確実に値が得られない式が あるならば警告またはエラーにする。 |
val_getter | |
val_marker | |
val_setter | |
var_getter | |
var_marker | |
var_setter | |
void_expr | node の表すプログラムの中に値を使わないと 意味のない式があれば警告を出す。 |
void_stmts | node の表すプログラムの中に値を使わないと 意味のない式があれば警告を出す。 |
warning_unless_e_option | ruby -e で与えたプログラムの評価中ではなく、 しかも $VERBOSE が真ならば、警告メッセージ str を出力する。 |
warn_unless_e_option | ruby -e で与えたプログラムの評価中ではないなら、 警告メッセージ str を出力する。 |
whole_match_p | 現在の入力行がヒアドキュメントの終端記号であれば真。 |
yield_under | モジュール under の元のコンテキストで ruby_block を評価します。 |
yield_under_i | yield_under の補助関数です。 |
yycompile | コンパイルを開始します。そのとき、 ファイル名 f の line 行目からを コンパイルするものと仮定します。 |
yyerror | パースエラーを報告するときに yyparse から呼び出されます。 エラーメッセージ msg とエラーになった場所を出力して 0 を返します。 |
yylex | yyparse から呼び出されるスキャンルーチンです。 次のトークンを読み込み、そのシンボルを返します。 |
yyparse | パースを開始します。 この関数は yacc が自動的に生成するので parse.y には存在しません。 |