Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > irb/cmd/loadライブラリ > IRB::ExtendCommand::Loadクラス

class IRB::ExtendCommand::Load + IRB::IrbLoader + IRB::ExtendCommand::Nop

クラスの継承リスト: IRB::ExtendCommand::Load < IRB::IrbLoader < IRB::ExtendCommand::Nop < Object < Kernel < BasicObject

要約

irb 中の irb_load コマンドのための拡張を定義したクラスです。

特異メソッド

execute(conf, *opts) -> ()

コマンドを実行します。ユーザが直接使用するものではありません。

[PARAM] conf:
IRB::Context オブジェクトを指定します。
[PARAM] opts:
irb 中でコマンドに渡す引数を指定します。
new(conf) -> IRB::ExtendCommand::Nop

自身を初期化します。ユーザが直接使用するものではありません。

[PARAM] conf:
IRB::Context オブジェクトを指定します。

インスタンスメソッド

execute(file_name, priv = nil) -> nil

ファイル path を Ruby スクリプトとみなし、現在の irb インタプリタ上で実 行します。

Kernel.#load と異なり、path の内容を irb で一行ずつタイプしたかの ように、irb 上で一行ずつ評価されます。

[PARAM] file_name:
ファイル名を文字列で指定します。
[PARAM] priv:
真を指定した場合は実行は内部的に生成される無名モジュール上 で行われ、グローバルな名前空間を汚染しません。
[EXCEPTION] LoadError:
読み込みに失敗した場合に発生します。
execute(*opts) -> ()

何もしません。サブクラスでオーバーライドして使用します。

[PARAM] opts:
irb 中でコマンドに渡す引数を指定します。
irb_context -> IRB::Context

irb の現在の設定(IRB::Context)を返します。

class IRB::ExtendCommand::Load