Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/package/tar_readerライブラリ > Gem::Package::TarReaderクラス

class Gem::Package::TarReader + Gem::Package

クラスの継承リスト: Gem::Package::TarReader < Gem::Package < Object < Kernel < BasicObject

要約

gem-format な tar ファイルを読むためのクラスです。

new(io) -> Gem::Package::TarReader

io に関連付けて Gem::Package::TarReader を初期化します。

[PARAM] io:

pos, eof?, read, getc, pos= というインスタンスメソッドを持つ オブジェクトを指定します。

open(io, mode = 'r', signer = nil) {|tar_io| ... }

[TODO] ???

io を開いて与えられたブロックに渡してブロックを評価します。

[PARAM] io:

IO オブジェクトを指定します。普通は Gem パッケージを開いたファイルオブジェクトを指定します。

[PARAM] mode:

モードを文字列で指定します。指定できるモードは読み込み (r) と書き込み (w) です。

[PARAM] signer:

???

pack(src, destname, signer = nil)

[TODO]

???

[PARAM] src:

???

[PARAM] destname:

???

[PARAM] signer:

???

close -> nil

自身を close します。

each {|entry| ... }

each_entry {|entry| ... }

ブロックに一つずつエントリを渡して評価します。

rewind -> Integer

自身に関連付けられた IO のファイルポインタを先頭に移動します。または、 Gem::Package::TarReader.new したときの IO#pos にファイルポ インタを先頭に移動します。

Gem::Package::TarReader#each の実行中に呼ばないようにしてください。

[RETURN]

戻った位置を返します。

[EXCEPTION] Gem::Package::NonSeekableIO:

自身に関連付けられた IO がシーク可能 でない場合に発生します。