Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rakeライブラリ > Rake::EarlyTimeクラス

class Rake::EarlyTime + Comparable + Singleton

クラスの継承リスト: Rake::EarlyTime < Comparable < Singleton < Object < Kernel < BasicObject

要約

このクラスは全てのタイムスタンプより前の時刻をあらわします。

特異メソッド

instance -> object

そのクラスの唯一のインスタンスを返します。 最初に呼ばれたときはそのインスタンスを生成します。

Singleton を include したクラスで定義されますので、 正確には Singleton モジュールのメソッドではありません。

インスタンスメソッド

self < other -> bool

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が負の整数を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

[PARAM] other:
自身と比較したいオブジェクトを指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
<=> が nil を返したときに発生します。
self <= other -> bool

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が負の整数か 0 を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

[PARAM] other:
自身と比較したいオブジェクトを指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
<=> が nil を返したときに発生します。
self <=> other -> Fixnum

必ず -1 を返します。

[PARAM] other:
比較対象のオブジェクト
[RETURN]
-1 を返します。
self == other -> bool | nil

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が 0 を返した時に、true を返します。 それ以外を返した場合は、false を返します。

[PARAM] other:
自身と比較したいオブジェクトを指定します。
self > other -> bool

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が正の整数を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

[PARAM] other:
自身と比較したいオブジェクトを指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
<=> が nil を返したときに発生します。
self >= other -> bool

比較演算子 <=> をもとにオブジェクト同士を比較します。 <=> が正の整数か 0 を返した場合に、true を返します。 それ以外の整数を返した場合に、false を返します。

[PARAM] other:
自身と比較したいオブジェクトを指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
<=> が nil を返したときに発生します。
between?(min, max) -> bool

比較演算子 <=> をもとに self が min と max の範囲内(min, max を含みます)にあるかを判断します。

以下のコードと同じです。

self >= min and self <= max
[PARAM] min:
範囲の下端を表すオブジェクトを指定します。
[PARAM] max:
範囲の上端を表すオブジェクトを指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
self <=> min か、self <=> max が nil を返 したときに発生します。
3.between?(1, 5)               #=> true
6.between?(1, 5)               #=> false
'cat'.between?('ant', 'dog')   #=> true
'gnu'.between?('ant', 'dog')   #=> false
to_s -> String

"<EARLY TIME>" という文字列を返します。

class Rake::EarlyTime